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金型の置場管理を効率化する方法

金型

製造業において非常に重要な役割を持つ金型ですが、お客様からはその金型の置場管理に困っているという声をよくお聞きします。今回は金型管理の中でも、置場管理・位置管理の観点で問題点や解決策をご紹介します。

金型管理でよく発生する問題

実際に製造業のお客様から頂く金型の置場管理に関する問題として下記のようなものがあります。

自社工場内の管理

  • 工場内のスペースが狭く、複数の工場や貸倉庫に金型を保管していて管理が追いついていない
  • 作業者の頭の中でしか把握できておらず、金型の保管場所管理が属人化している
  • 金型の入れ替えや保管スペース確保のために移動頻度が多く、使用時に毎回探索に時間がかかる

協力会社、外注先の管理

  • 外注先の小規模な事業者ではPCなどが無い環境のところも多く、管理状況を把握できない
  • 金型がどこの協力会社、外注先にあるかを管理できておらず、棚卸しに膨大な時間を要する

現行対策での限界

  • 金型管理のために、識別番号をペンで書いたり、テープを貼っているが、目視で探すため効率が悪い
  • 倉庫のエリアをおおまかに分けてゾーン管理をしているが、勝手な移動や入れ替えによりゾーンが変わってしまい機能していない
  • PCでExcelの台帳に手入力をするため、モレやタイムラグが生じ、正確な管理ができていない

上記のように、金型の置場管理の問題に対して、何らか対策は行っているものの上手く管理しきれていない事業者様が多いことが分かります。

金型の置場管理を効率化する方法

画面イメージ

上述の問題と現行対策の状況を受けて、もう少し発展させて管理を効率化する方法をご紹介します。

①Excelで管理している金型管理の台帳データをシステムに一元管理していきます。

Excel

②台帳のデータベースと現品を照合するため、金型の個体を識別できる番号を含んだQRコードを金型に取り付けます。

※QRコードはラベルシールで取り付け可能ですが、金型の場合は熱、水、摩擦等でラベルを使用できない場合も多いです。その際はマグネット、クリップ、吸盤等を使って着脱可能な形で取り付けしたり、直接刻印する方法もあります。

QRコードラベルシール

③金型を収納する棚や保管場所の番地決めをした上で、番地の情報を含んだQRコードを定点に貼り付けておきます。

棚に貼り付けたQRコード

④金型の場所を移動させる時は、スマートフォンを使って保管場所のQRコードと金型のQRをコードをセットで読み込むことで、どの金型がどの保管場所にあるかをリアルタイムに登録していくことが可能です。

QRコードの読取画面

⑤協力会社や外注先に金型を移動する時は、金型のQRコードを読み込む際に行き先を合わせて登録しておくことで、自社工場外での管理も可能になります。

GoogleMapで表したワイズ・ラブの位置


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