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ビーコンを活用した位置管理方法
ワイズ・ラブが提供する『物品位置管理IoTサービス Xeye(クロスアイ)』での、ビーコンを活用した位置管理方法についてご紹介します。
もくじ
そもそもビーコンとは?
ビーコンは元々、灯台からの火によって場所を表す狼煙(のろし)という意味であり、
転じて、一定の時間間隔に無線で半径数メートルから数十メートルの範囲に信号を発する装置の総称となっています。
(ビーコンの説明や一般的な活用事例についてはこちらの記事をご覧下さい。)
『物品位置管理IoTサービスXeye(クロスアイ)』とは?
『Xeye』とは、製造業、物流業、建設業等の様々な現場で発生している「モノを探すムダ」をなくすためのクラウドサービスです。
スマートフォン、QRコード、バーコード、RFIDタグ、GPS測位デバイス、ビーコン等の各種ツールを、現場の運用に合わせた最適な組み合わせで提供し、管理したいモノの位置を可視化します。
WEBやスマートフォンアプリで、何がどこにあるかをリアルタイム把握できることで、あらゆる場面での業務効率化に繋がります。
本記事ではビーコンを使った運用についてご紹介します。
『Xeye』でビーコンを活用した位置管理方法
特徴
- 主に屋内での位置管理に利用(一部、屋外の建屋近辺等、GPS等の衛星測位が難しい場所でも利用)
- 管理対象となる移動物ではなく、壁・柱等の定点にビーコンを設置
- ビーコンの設置間隔(5m~20m程度)でのゾーン管理
- 金属の多い環境では、電波の反射や干渉等により狙い通りの管理が難しいこともある
スマートフォン+ビーコン
<運用イメージ>
- 管理したいモノに識別用のバーコード/QRコードを取り付ける。
- 工場や倉庫等の壁や柱に5~10m間隔でビーコンを取り付ける。
- ビーコンと位置情報(工場や倉庫内の番地、ブロックを事前に定義)を紐付ける。
- モノを移動させた時に、作業担当者はスマートフォンでバーコード/QRコードを読み取る。
- その際に、スマートフォンのBluetooth通信機能で近くのビーコンの電波を受信し、モノのIDと紐づけて位置情報をクラウドへ送信。
- 何がどこにあるかが、マップや一覧で可視化される。(※マップは実際の工場や倉庫に合わせたものを登録可能)
- 6を確認すれば、モノの位置がリアルタイムで把握でき、探すムダがなくなる。
Xeye自動測位ユニット(XAPU)+ビーコン
<運用イメージ>
- 管理したいモノに自動測位ユニットを取り付け、識別用IDと紐付ける。
- 工場や倉庫等の壁や柱に5~10m間隔でビーコンを取り付ける。
- ビーコンと位置情報(工場や倉庫内の番地、ブロックを事前に定義)を紐付ける。
- モノが移動後、一定時間静止したタイミングで近くのビーコンの電波を自動測位ユニットが受信し、位置情報をクラウドへ自動で送信。
- 何がどこにあるかが、マップや一覧で可視化される。(※マップは実際の工場や倉庫に合わせたものを登録可能)
- 5を確認すれば、モノの位置がリアルタイムで把握でき、探すムダがなくなる。
導入事例
株式会社HondaCars横浜 藤沢センター様では、実際にビーコンを活用して車両の位置管理を行っています。
詳細は下記記事をご覧頂き、ビーコン活用の参考にして頂けますと幸いです。
>>>ビーコン導入事例「株式会社HondaCars横浜 藤沢センター様」
『物品位置管理IoTサービスXeye(クロスアイ)』はビーコンのレンタルを含む1ヶ月間の無料トライアルが可能です。
ビーコンを活用した位置管理をご検討中のお客様は是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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