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QRコード複数一括読取で屋内のロケーション管理
QRコードは、日常生活の様々な場面で利用されており、業務でも活用される場面が増えています。しかし、業務の現場ではQRコードを1つずつ読み取ることが手間に感じる場合もあります。そこで、今回は『Xeye Type-B(クロスアイ タイプビー)』のQRコード複数一括読取機能を使ったモノのロケーション管理について紹介します。
はじめに:QRコードを活用した屋内のロケーション管理(従来のXeye)
- 工場や倉庫内の棚やラック等の置場に棚番地を付ける
- 棚番地(例:A-1)をQRコード化する(位置用QRコード)
- 位置用QRコードを棚やラック等に貼り付ける
- 管理対象物1つずつに物品管理用のQRコード(物品用QRコード)を貼り付ける
- 棚にモノを置いた際に、スマートフォンのXeyeアプリで、位置用QRコードと物品用QRコードを1つずつ読み取る
- 何がどの棚番地に置かれているか、WEB画面やスマートフォンアプリで確認できる
QRコード複数一括読取機能を活用した屋内のロケーション管理(Xeye Type-B)
1.~4.までの手順は従来のXeyeと同様
- 工場や倉庫内の棚やラック等の置場に棚番地を付ける
- 棚番地(例:A-1)をQRコード化する(位置用QRコード)
- 位置用QRコードを棚やラック等に貼り付ける
- 管理対象物1つずつに物品管理用のQRコード(物品用QRコード)を貼り付ける
- 棚にモノを置いた際に、スマートフォンのXeye Type-Bアプリでカメラを起動し、棚やモノにかざすと、カメラに写った範囲の位置用QRコードと物品用QRコードを一括読取
- 何がどの棚番地に置かれているか、WEB画面やスマートフォンアプリで確認できる
QRコード複数一括読取のメリット
- QRコードを1つずつ読み取る手間がなくなる
- RFIDタグで一括読取をしたいが、コストや環境的に取付できない場合に、代用できる可能性がある
- 管理対象物が小型で、複数個まとめて入出庫や移動が発生する際に、一括でロケーション情報を更新できる
QRコード複数一括読取のデメリット
- 一括読取の対象となるQRコードがカメラの画角に収まる必要がある
- QRコードが見える位置に貼られている必要がある(※RFIDタグのように箱の中に入ったまま読み取ることはできない)
今回は、QRコード一括読取機能を活用したロケーション管理を紹介しましたが、
他にもピッキングや棚卸業務の効率化にも役立ちます。
ご興味をお持ち頂けた方は是非お問い合わせ下さい!
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