有限会社エムズは、山形県山形市を拠点とし、新車・中古車・注文販売、買取、出張査定、車検整備等を行っています。
常時200~300台の車両を保有し、豊富なラインナップを誇ります。これらの車両は、複数の展示スペースや駐車ヤード等、離れた場所に点在して保管しているため、イベントや整備時の移動で、どの車両がどこの保管場所にあるか分からず、探し回ることが多くありました。
車両を探すこと自体が業務の一環となってしまっていたため、ムダな手間を省き、効率化したいと考え、インターネットでXeyeを見つけました。
Xeyeは、スマートフォンとQRコードを活用して運用できるため、専用リーダーやラベルプリンタ等が必要なく、導入コストを抑えられることが決め手となりました。
作業担当者の方々が既に所持していた業務用スマートフォンをそのまま活用し、QRコードも社内で発行できるため、簡単に運用できることもポイントです。
更に、1ヶ月間の無料トライアル期間で使い勝手や運用を実際に確認し、業務の効率化を確信できたため、本格導入に至りました。
●個体識別情報:QRコード
車両の管理用番号をQRコード化し、フロントガラスに付けたプライスボードの裏に貼り付けています。
●位置情報:スマートフォンの位置情報
保管場所が屋外のため、スマートフォンの位置情報(GPS+キャリア基地局補正)を活用しています。
スマートフォンの専用アプリでQRコードを読み取ると、自動的にその場の位置情報を取得します。
●XeyeWEB管理画面での位置表示
車両の位置情報は、Googleマップ上にピンが立つ形で表示されます。
車名や色等、車両に関する情報を登録しておけば、位置と一緒に確認することも可能です。
- 車両がどこに置いてあるのかすぐに分かるので、探す時間が15時間/月短縮でき、作業の段取りがスムーズになった。
- 車両の保管場所情報を共有できるようになった。
- 部署の垣根を越えてXeyeを使えるようになることで、一部の人が全ての保管場所を登録して回る手間が減った。
今後は、社内の業務効率化だけでなく、来店されるお客様に対しても車両情報や保管場所をリアルタイムに可視化することで、お客様満足度の向上を目指します。